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バイリンガル?ディスカッションー「現代社会を視る」のご紹介

経営法学科/総合政策学科
 経営法学部が全学に提供する「現代社会を視る」という科目があります。この科目は、社会科学+医療+工学の総合大学らしい取組みとして、すべての学部の学生を対象とした全学共通の教養?基礎科目「探求?理解プロジェクト」の6科目の一つです。

 2023年度は、内容、形式を新たに、英語と日本語を使ったバイリンガルのグループ討論の授業を3名の教員が担当しています。本日は、私、馬内がクラスの全体像をご紹介します。
以下クラスの内容です。

 毎回異なるテーマで現代社会の問題を考え、学生たちが自分の経験や考えを述べます。これまで、取り上げたテーマは、自己紹介(自分の情報発信)、倫理、食糧と農業、ツーリズム、リスクと自己責任といずれも現代らしいテーマです。主に英語を用いて討論してきました。



 まず英語のキーワードを学びます。活動の多くがペアを組んで、一人が質問し、もう一人は答える形式で行います。制限時間もあり、スピードが求められます。黙っている暇も席を温める暇もありません。ペアは頻繁に変わり、他学部の学生とも質問し合います。他の授業ではなかなか声を出すのに抵抗がある学生も、ここではみんな、誰とでも一緒に積極的に声に出して練習します。

 次にディスカッションのための質問への答えを考えていきます。ここでは、ゆっくり腰を落ち着けて考えます。日本語で答えても良いのですが、学生の多くはがんばって、英語で答えるようにしています。教員も学生たちと一緒に考えていきます。

 そのあと、キーワードの練習と同様に、ディスカッションの話題でペアを組んで質問し答えます。ここでもペアがすぐに変わるので、いろいろな学生の意見を聞いたり、自分の意見を述べたりします。


 最後に課題として、ディスカッションで述べたことを、Flipというオンラインビデオ投稿アプリですべての学生が発表します。嬉しいことに、みんな英語で投稿してくれています。

 自分の経験や意見を積極的に述べ、他の学生の意見を聴くことを通して、自分の考えをさらに深め、自信をもって発表できるようになることを期待しています。